お葬式の服装のマナーと喪主の服装の変化
2016年11月21日
お葬式の服装に関してきちんとマナーを守っている人はどのくらいいるでしょうか。以前は、喪主を含め、遺族や親族は正式礼装を着用するのが基本でした。しかし、近年は、喪主も含め略礼装で良いとされています。さらに、和装よりも洋装の人が増えてきています。お葬式とは急な出来事のため、正式礼装を準備しておくことは失礼に当たる、ということが背景にあるのでしょう。
略礼装でも、きちんとマナーを守った服装であることが推奨されます。男性は、ブラックのスーツを着用し、白無地のワイシャツに、ブラックのネクタイと靴下、靴を着用します。靴はなるべく光沢のないものを選びます。結婚指輪以外のアクセサリーは外すので、時計やタイピンも外します。葬式は静かに行われるので、アクセサリーの金属の音が鳴るのを避けるためです。
女性は、黒のワンピースかツーピースを着用します。洋服の丈は長めで、黒のストッキングを着用します。タイツはなるべく避けましょう。化粧も薄めに、髪も束ねることがおすすめです。細かいところでは、傘も黒かダーク系、ハンカチも白無地か黒無地が望ましいです。