お葬式に参列する際の男性の服装マナー

2017年08月21日
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葬儀に参列する機会は大人になるにつれ増えていきますが、そう頻繁にあることではないのでその際に頭を悩ませるのが服装ではないでしょうか。男性の場合は日頃仕事でスーツを着用している人も多く、それを着れば良いのではないかと考えてしまいがちですが、お葬式の際には適しているとはいえません。

略式の礼服を着用するのがマナーです。正式のものを持っている場合でも親族よりも格が上になるとマナー違反となるので、略式の喪服を着用しておくべきです。基本的にはブラックフォーマルで、スーツはダブルやシングル、三つぞろいどれでも問題はありません。

靴や靴下、ネクタイも黒色で揃えるようにしましょう。結婚指輪以外のアクセサリー類は身につけないようにし、時計も派手なものは控えることがマナーです。冬場となればコートやジャケットといった上着を着用していっても問題はありませんが、会場の建物内に入る際には脱ぐようにするのがマナーです。

もちろんコートや靴などの素材は、毛皮や革など生き物の皮製のものは、殺生を意味し、死を連想させるので着用しないように気をつけておくようにしましょう。男性の服装は女性よりも選択肢があまりない分、他の人との差も目立ちやすくなってしまいます。

身だしなみは服装だけではなく、ヘアスタイルも重要となるということも頭に置いておくようにし、参列するときにはマナー違反とならないように十分身だしなみのチェックをしておきましょう。